おもひで

 今日は弟の結婚式。ガキのころ住んでいて、引っ越しした後も大学に通っていた吉祥寺で、手作り感溢れるなかなか良い感じでした。僕の中では、ケータリングで料理を提供してくれたこちらのお店に特に思い入れが。
こけし屋
 小学校のときに、今は亡き祖父に連れられて、オメカシして、人生初めてのフランス料理を食べにいったのがこちらでした。背伸びをして大人と同じメニューで(もちろん酒は飲んでないはず・・・)、白いテーブルクロスを汚さないように、一生懸命ナイフとフォークを操ったのでした。さすがに何を食ったのか、味の記憶も無いけれど、当時よく連れてってもらっていたファミレスと比べて、料理が熱くないという気がした覚えがかろうじてあります。大人になったらまた来ようと思ってましたが、気がついたらそれから30年近く経っていたのだなあ。まあ、今日はケータリングだし、味的にはそりゃあもっと美味しいものも食べてるけど、そんなことと関係なく、こういう思い出と思い入れのあるレストランがあるというのは、とても貴重な財産だなあと思う。こういうのも今の自分を形作る大きな要素なんであって、僕も次の世代にそういう思い出を引き継いでいきたいなあと、ちょっぴりセンチメンタルになってたりもしてたのでした。そんな訳で、いとこのとこのガキんちょ(小学1年&3年)をいじってたのですが、まだまだ口に合わなかったらく、ハンバーグと海老フライしか食ってなかったな・・・