映画

 土曜日の「熱い夜」のせいか(冗談ですよ)、日曜から熱を出してしまい、今日(月曜)は会社を休んでしまいました。どうも最近風邪をひくことが増えてしまった。特に熱が出るのだけど、一体どうしたもんなんでしょう?午前中はゆっくりして、午後からは日本で買ったDVDを見た。

 本当は飛行機の中で見ようと思っていたDVDなんだけど、気持ち的にとてもそんな気になれず、今日になってやっと見ることができた。ずいぶん久しぶり(高校生以来?)に見たのだけど、結構覚えていなかったなあ。スタートレックでよく見たウィルウィートンも背伸びして無くて良かったのだけど、やっぱりリバーフェニックスは眼に力があるなあ。ミルトンナシメントが歌うだけあります(Miltons)。
 こういう映画を見ると、つい「自分はどうだったかな?」って考えてしまうと思うのだけど、僕にとってはボーイスカウトでの経験はまさにああいう「冒険」だったんじゃないかと思う。今だから言えるけど、ゲーセンに始まりタバコとかカツアゲとか(ナンパとか?)、所謂少年時代の悪いことって、全てボーイスカウト時代の先輩からの「教育」だったり、仲間同士でドキドキしながらしたような気がする。小六の時には八丈島で移動キャンプした時はみんなで泣きながら重い荷物背負って一日25キロとか歩いたし、帰りの船で、みんな二等船室で転がりながらゲロゲロ吐いてたり、今思えばあんな経験している同世代って少ないと思う。ボーイスカウトの活動を離れても家に泊まったり、そういや井の頭公園で一緒にカツアゲされたりもした。いろいろケンカもしたけど、同期の仲間同士の結びつきも強かったし、だからこそみんな中学で辞めてしまったのだけど、みんな今どうしてるのだろうか?それこそ、新聞とかで消息を知ることになるのだろうか・・・ちなみに今何人かGoogleで検索してみたけど、同姓同名ばっかで分からないもんだね。

 これは映画館で見逃していたのをやっと見ることが出来た。ビルマレイはサタデーナイトライブの頃からのファンだけど、この映画でも良い味出してる。僕にとってはこういうの「いい男」だと思うのだけど、どうなんだろう。さすがに刺激を求めて彷徨うことはもうできないけど、目の前の現実を真摯に楽しもうとする姿勢は、変に斜に構えて中に入っていけない「大人」よりも、よっぽど「大人っぽい」楽しみ方だと思うのだけど。映画の中でもよく「中年の危機」っていう言葉がでてきたけど、ちょっと簡単にそういう言葉にして欲しくないなあ。まあ映画全体を通して女性的な視点がすごく目立っていて、だからこそ良い映画だと思うのだけど、今の僕には、主人公の二人がヤらないっていうのは、なんとなく女性っぽく感じられないのはなんでなんだろう・・・

 あー、ちょっと風邪引いてるからかなあ・・・あんまり無理はしたくないけど、ちょっとまずいよなあ・・・