定例ライブ

 土曜日の定例ライブ@Barracuda、今回はまたまたいつもと違ったメンバー。
 今回のベースは近所の”Towels”(http://www.towlescafe.com/)でソウル-ジャズのバンドをやっていたグレッグさん。とても人の良いおじさんで、ジャズ以外にも定期的に歌モノのライブとかやっているみたい。これまで何人かの人とやってきて、もちろんジャズだけでは食っていけないのもあるだろうけど、いろいろな音楽をやっているのが良い感じで個性になっている人は、一緒にやってても楽しいと感じる。グレッグさんは、ピッチが正確なのと、わかりやすいベースラインで、とてもやりやすかった。でも「ベイエリアにはミュージシャンが多すぎるんだよなあ・・・」っていうのは結構本音っぽかったなあ。
 ギターはシェーンさん(http://www.shankenner.com)。なんか普段はベースを弾くことが多くて、今回は久しぶりのギターだとかで、終始引きまくり。それも先週のジェフさんとは全く違って、かなりキてる感じ。ジョンスコが好きらしいのだけど、あっち側(フリーっぽい)のメセニーとか、ビルフリーゼルみたいな感じで、始めは正直、かなり???だったのだけど、途中から耳が慣れて音が分かるようになってきたのと、あとはなんと言っても大学時代を思い出してきてからは、頭ビンビン使いながら演奏してた。そうそう、実はああいう神経質な感じ、嫌いじゃないんだよねえ・・・ただ、、グレッグさんは少しやりづらそうだったのと、レストランで演奏する音楽ではなかったかな。ちゃんとしたとこ(音楽を演奏する場所)で、音量とか気にしないでできるとこでまたやりたいなあ。
 こないだのベースのフレッドさんも言ってたけど、いろいろな人と演奏するのは本当に勉強になる。しかも、みんなそれなりのレベルの人だから、僕自身、いつものメンバーの時と比べて、明らかに集中力が違う。あ、もちろん手を抜いてるわけではないですよ。例えば曲のエンディングにしても、ただ何となくいつも通り終わるのではなくて、メンバーの一挙手一投足に注意しながら、その場その場で考えて反応していく。まさに一期一会とでもいうのか、とにかく、インプロビゼーションしてます、って感じ。レギュラーはレギュラーの良さってあると思うのだけど、やっぱりジャズの本質はセッションっていうことなのかな。今回も心身共に心地よく疲れて帰りましたと。

 日本で買ってきてそのままずっと聴けずにいたのだけど、やっと聴いた。あの変態外人ドラマーが抜けてロック色が多少薄まったせいか、再びいろいろな引き出しが出てきた気がする。ロックなくるりも好きだけど、特にポップなくるりも良いと思うのよね。こういうバンドが売れてるっていうのは日本も捨てたもんじゃないと思うなあ。アメリカでも、サンフランとかだとこうしたバンドが結構あると思うのだけど、なかなか耳にする機会が無いんだよねえ。ていうか、最近CD買うのってAmazonとか、あとはiTuneばっかかも。つまりお店に行ってないから、新規開拓が出来てない。久しぶりにアメーバ(http://www.amoebamusic.com)にでも行こうかな・・・