おいしいもの

 僕美味しいモノ食べるのが好きなんだけど、別に高いモノが好きなわけではない。いずみのお寿司は、そりゃ人生変わったくらいだけど、実は王将の餃子でも幸せになれる。Chez Panisseのオーガニック料理食べに行くのもステキだけど、酸辛湯+2アイテム(大体が酢豚と鶏の唐揚げピリ辛あんかけ)+チャウメンのジャンキー中華だって捨てたもんじゃない。ま、天下一品のラーメン食った後にスパイシーモスチーズバーガー食うような、要は悪食なんだけど、ちょうど昨日、日本スーパーで買った僕の愛読書「Danchu」で、「歓喜の缶詰」っていうグレートな特集があった。
 もともとボーイスカウト時代のせいなのか、僕昔から缶詰が非常に好きで、それは味だけでなくて、缶詰を開けると言う作業からしてとてもワクワクする。だから”パッ缶”*1なんて以ての外、やっぱり缶切りでシコシコ開けたり、クルクルネジ巻くみたいにコンビーフの缶を開けるのなんて大好き!イワシ缶とマヨネーズがあれば、ご飯でもパンでも麺類(そば・うどんからパスタまで)でも何でも食べられる。Danchuの特集でも、荒俣弘は所謂「シャケ缶」に大根おろしと醤油を垂らしてご飯と一緒にかき込んでたり、小山薫堂イワシカレーのカナッペ、他にも缶詰バーの人の話とか、とにかく僕の琴線に触れることこの上ない!なんか、ちょっとしたバーとかで、つまみに缶詰を出すとこが増えてるの?いやあ、やっぱ日本の食文化は奥深いっす。あ、僕なぜかSpamにはあまり惹かれないんだけどね。
 ちなみに、他にDanchuで好きなコーナーが小山薫堂の「一食入魂」。この人、有名な放送作家だけどほんと才能あると思うなあ。僕大好き。

*1:”パッ缶”っていうのは、今コンビニに置いてある缶詰のほとんどがそうだと思うのだけど、ジュースの缶のように、手だけで「パカッ」って開けられる缶のこと。出た当時は画期的で、ボーイスカウトのキャンプには重いにもかかわらず大量に持って行ってた。