ライブ

 今日はベテランギターのスコットさんとジーンという組み合わせで定例ライブ。最初からテンション高めで入ることが出来て、ジーンとも結構息のあった演奏が出来たし、スコットさんの堅実なギターもとてもいい感じだった。自分としてもチャレンジも出来たし、時間があっという間に過ぎていく、全体的に心地よいライブだったと思う。そういや、今日は日本の曲やらなかったなあ。

 こないだの4/15最強メンバーでのライブの時の録音をマサヨさんにもらった。CDも出してるメンバーなわけだしホントはやばいのかもしれないけど、とりあえずこっそりと2曲ほどアップしちゃった。MDで小さなマイクで録音しているのでバランスも良くないし少し音が割れてしまっているけど、雰囲気は伝わると思う。
http://homepage.mac.com/hyamayama/FileSharing15.html
 今聴いても興奮が蘇る”熱い”演奏。「ノルウェイの森」は最初はスウィングするジャズワルツで始めたけど、すぐにフレッドさんから「スイングしないリズムで!」っていう指示があって、始めはすこし戸惑いも感じられるけど、ギターソロあたりからはリズム感覚が体に入ってきて、得意(大好き)なリニアな感じの6/8パターンへ。特にスネアのスナッピーを入れなかったのは大正解。はい、ディジョネット降りてきてます!気分はもうメセニーの「80/81」かブレッカーの「Tales from The Hudson」。やってるときはジェフさんのギターにのけぞりながら演奏してたけど、改めて聴くとフレッドさんのベースがものすごい!ベースソロはもちろん凄いけどそれだけでなく、ギターソロのバッキングやエンディングのあたりでも、ペダルノート(っていうんだっけ?)を旨く使ってて緊張感を出すのがうまい!本当に、その場で何となく始まった曲がここまで化ける、これこそジャズの、ライブの醍醐味だ。2つ目の曲は、曲名を忘れてしまったのだけど、ジェフさんのギターが無茶苦茶格好いいのでアップしちゃった。いやあ、本当にこんな演奏する人たちと一緒に演奏(しかも人前で!)できるっていうのは、何にも代え難い経験だと心の底から思う。この会場ってライブハウスなんかじゃなくて日本食レストランですよ!演奏の後の拍手、がっちりお客の心つかんでるでしょ?思い通りに練習の時間は確保できず失敗も多いのだけど、こうしたメンバーとこうした会場で、これだけの緊張感を保ってやることで、毎回毎回自分が成長していくのが実感できる。これこそが音楽を続けていく一番の目的だと最近強く思う。
 なんにしてもこのCD、最高の誕生日プレゼント。そうそう、今日36歳になったんでした・・・