もう3月も半ばですが

 ふえー、なんだかお疲れ&ダウナーモードのここしばらく。なんでだろう?

 先週、今週と友人関係のライブへ。

 先週は大学のジャズ硏の先輩のF十歳記念ライブ。ちなみに、F十というのはJazz用語で40ということです。説明はくだらないのでWebかなんかで検索してみてください。久しぶりにジャズ硏の先輩方にも会えて楽しいひとときでした。


 今週は友達が定期的にDJをしている丸の内の店に、別の友達がキーボードとして参加するというので行ってみた。ちょうどシャンパンナイトということで、お安くシャンパンが飲めました。お店はこちらhttp://www.miyoshi-grp.com/cardinal/pcm/でした。金曜のせいか劇混みで、あんまり音楽を聴くという感じではなかったけど、よく頑張ってました。ただ、僕自身、前日がほぼ貫徹だったせいもあり、1stステージだけで退散。家に帰って、タモリ倶楽部が始まる前にソファで撃沈でした。

 で、なんで前日徹夜だったかというと、こんな本を読んでたせい。

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

 この人の本は、前にも生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)を読んだりしてたのだけど、同じ人とは知らずに購入。前のも面白かったけど、こちらも実に面白かった。科学モノの本は元から好きだけれども、この人本当に文章が上手いなあと思います。挿入する話も面白いし、科学的な部分も実に丁寧に書いていて時間を忘れて読んでしまいます。この本も、短編を集めて再構成したというけど、そうは感じないほどでした。ただなあ・・・自作がライアル・ワトソンかあ、ちょっと微妙なんだよなあ・・・

生命現象とは構造ではなく「効果」なのである。

 レベルとかは全然違うけど、ひも理論で、ひもの振動モードの違いが物質の違いとして見えている、というのと同じようなイメージを感じた。やっぱさ、安定(した状態)ていうのは、きっと原子レベルから生物レベルまで、で、多分、社会的にも幻想なんじゃないのかなあ。自転車操業してるのが実は自然な状態なんじゃないかと。ま、そんな訳で次のテーマはエントロピーかな。ちょっと今さらの気もするけどね。