超玉

 いやー、グリーンベイが勝ちましたね、スーパーボール。まだハイライトしか観てないけど、試合としてもかなり面白かったみたい。で、MVPを取ったアーロンロジャースってのは、丁度僕がまだ向こうに居たときに、今49ersでビミョーな立場になっちゃってるアレックススミスとドラフト1位指名を争っていたのだけど、結局ユタ大のスミスがピックアップされて、一方でUCバークレーのロジャースはだいぶ後の指名になって憮然とした表情だったのが印象的でした。その後、スミスはすぐに先発メンバーになったけど、ヘッドコーチやオフェンシブコーディネータが毎年変わったりしたせいなのか、なかなか目が出ず、一方ロジャースは偉大なる先人ブレットファーブのもとでじっくりお勉強。その差がこうやってスーパーボールのMVPを取るまでになるんだから、いやー、やっぱり人生辛抱って大事だねえ。

 パッカーズにはもう一人気になっていた選手がいて、今回は試合途中でケガで退場してしまったけれども、コーナーバックのチャールスウッドソン。フリーエージェントパッカーズに行く前は、我がレイダースのディフェンスリーダーだったのでした。僕が持ってるレイダースのジャージもウッドソンのやつです。NFLはオフェンスよりもディフェンスの方が絶対に面白いのだけど、その面白さを気づかせてくれたのが彼。初めてアメフトを生で見たときに、なんというか、全体の視野とかフォーメーションの読み、相手の攻撃への反応、身体能力などなど、あー、アメフトって頭脳と肉体の総合芸術なんだなあ、みたいな印象を持った覚えがあります。

 さてさて、今シーズンは結局一度もアメフトネタを書かなかったけれども、レイダースはシーズン終盤は調子よく、しかもディビジョンでは無敗という結果は来年に期待がもてそう。HCの交代がどう出るかは分からないけれども、一応内部昇格だから大きな問題にはならなそう。一方の49ersは、タレントとしてはレイダースよりも揃っていると思うのだけど、序盤の躓きが尾を引いた感じ。こちらもHC交代で、しかもStanfordのHCとしてかなり実績を上げたジムハーボーとか。ハーボーは辛うじて選手時代を知っているけれども、そういう人がHCをやるようになったのだから、なかなか僕のアメフトファンぶりも堂に入ってきたってもんではないかなあ。しかも同じディビジョンのシアトルのHCはUSCで無敵時代を作っていたピートキャロルってことで、これはなかなか目が離せないってもんです。


 さてさて、風邪の方はもうすっかり良くなっているのだけど、喉がまだまだ苦しくて、電車とかで咳すると嫌がられます(当たり前だが)。でもマスクは嫌なのでゴメンナサイ。