上海にて

一週間の仕事を終えて、上海まで戻って来ました。江西省の南昌という所とそのさらに郊外の街に行ってたんですが、ずーっと曇りか雨・時々雷雨で、結局日の光は一切見られませんでした。気温はそうでもなかったけどやっぱり亜熱帯ってことで雷とか中々凄かったです。南昌という街は日本ではあまり馴染みが有りませんが、行って見るとかなり大きな街で、新幹線も走ってるし、なにより高層ビルだらけ。その一方で舗装されていない道路や街並みなども残ってて、逆にSFの近未来っぽいです。

あまり仕事の話は書けないのですが、その南昌の近郊で新しい街を作ろうとしていて、赤土の何もないところ、あるいは古いのをぶっ壊しながらドッカンドッカンとマンションや工場を建てていて、このパワーはマジですごいです。ていうか、もろシムシティのの世界感そのまま。そういう意味では、かなりアメリカに近いような印象です。打ち合わせとかでも結構合理的で、むしろ日本側の方が建前とか体面を気にするような所が強かったかも。案件の性格上それも仕方ないんですけどね。ま、そんなこんなで、急遽担当になっていきなり訳分からないまま出て来た出張でしたが、結果としては、良かったです。なにより、僕自身結構中国が好きかも。ここしばらく仕事の面では腐ってましたが、良い転換が出来そうです。

同行した商社の現地法人の人とかと話していて、共産党の位置づけとか、ナカナカ難しいのだけど、かなり興味深いです。そういう人間関係を紐解きながら仕事を進めて行くのも、これはこれで営業の醍醐味なんですね。あと、お客さん側だけでなくて、日本側も、僕にとっては初めてのコンソーシアム形態で、いろんな会社の人と仕事ができるのも楽しみです。

にしても、飛行機が遅れたりして、上海の夜が楽しめなかったのが残念。今度来る時はもうちょっと上手く計画を立てたいな。さて明日はいよいよ帰国。久しぶりの免税店でなに買おうかな。