やはり音楽ネタ

 土曜日の定例バラクーダでのライブは、今回はセッティングもうまくいってとても心地よく演奏できた。若干サンバへの展開がマンネリ化してきてる気もするけど、調子に乗ってまた音量が上がりすぎてオーナーに注意されてしまうくらい盛り上がった。お客の反応も良いような気がするのだけど、チップは今ひとつ。まあ、ああいう店ではやっぱり聴いてもらうよりもノンビリしてもらうのがまず第一ってことか。セッティングも決まって多少スペースに余裕があることが判明したので、次回はべードラを導入することにした。スネア、BD、HH、ライド+クラッシュのノータムでいくことにする。そういえば、次回は少しメンバーを変えて、こないだのTowelのベースとTpが来るとのこと。なんとかTpのオッサンを本気にさせてみたい。
 あと、全然関係ないのだけど、服装について、結構うるさく言われた。まあ、仕事なので、と言われれば返す言葉もないのだけど、なんかいかにもって言う格好も嫌なので、とりあえず次回はジーンズに白シャツくらいでいこうかと思う。

 こないだのクラムボンポラリスと一緒に買ったやつ。見てみて始めてドラムがヴィニーカリウタと知った。といっても、思いっきりロックで、そんなにグッと来る感じではないけど、それでもやはり歌伴らしく抑えるところは抑える感じはさすが。Shadows & Lights もそうだけど、どうでもいいイメージ映像、何とかならんものか・・・

 日本への一時帰国の際に少しだけ見て是非欲しかった一品。多分米国には正式には入ってないんじゃないかなあ。AmazonではCD1枚しかなかった。いやあ、しかし、M氏の言うとおり、これはすごいわ。ちょっと衝撃的だった。キューバ音楽侮れませんよ。もともとジャズではゴンサロルバルカバとかフリオバレットとか、超絶技巧&ウルトラリズム隊って言うイメージはあったけど、それにさらに独自の音楽スタイルがあって、なんだかいきなり完成してしまってる感じすらした。ベースとなるリズムが中南米っぽいのは予想どおりで、加えてアコべの低音域といい、穴無しべードラといいサウンド的にはジャズの匂いがぷんぷんしてて、リズム的サウンド的にはかなり今の自分の目指すところに近い。もし今自分のやりたいことを伝えるときに「こんな感じ」って言える一番近い音楽のような気がする。これと、プリンスのアラジンでのライブの音作りは、最近のお気に入りベスト3に入る。Yusa本人のギターそのものは悪くないけど、僕的にはもう少し和音が、それこそブラジル系の響きがあれば、やられましたって感じかな。
 これまで何となく漠然と感じていた今ヤリタイ音楽の方向性が、ハッキリと見えてきた。あとは今一緒にやってるメンバにコレをどう伝えていけばいいのか考えなくては。