Live8

 朝からちゃんと起きて、一日中ライブエイトを見てました。フィラデルフィア開始が12時なので、西海岸ではちょうど朝9時。日本とかはもっと早かったみたいだけど、ちょうど夕方5時くらいにロンドンがフィナーレで、まあよい時間帯ではあった。
 それにしても前回のライブエイドがもう20年前。まだソ連ベルリンの壁もあった。僕はまだ15歳で、高校1年か。日本でMTVが始まってしばらくしたころ、僕もバンドエイドのポスター買ったし、当時のライブエイドもまだミュージシャンとか余りよく知らない中で、見ましたよ。前にライブエイドのDVDの話でも書いたけど、ロンドンの最後にポールマッカートニーがレットイットビーを演奏したのだけど、アナウンサーが「リンゴは?ジョージは?」とうるさかったのを妙に覚えてる。U2はまさにこれからワールドワイドに進出しようとしているところでキレキレのパフォーマンスだった。今回はロンドン初っぱな。ポールマッカートニと一緒にサージェントペパーズはナイス選曲。マドンナはまだセクシーアイドルだったのが今ではポップアイコン、ちなみにマドンナの時に20年前死にそうだった女の子がステージに上がったときは感動した。フレディ亡き後クイーンは出演こそなかったが、ベルリンでグリーンデイが「We Are The Chamipion」やったときはちょっと震えた。前回はツェッペリン再結成が目玉だったが今回はロジャーウォーターズの入ったピンクフロイド再結成、などなどなどなど、時間が経つのがあっという間の8時間だった。
 中継そのものが多少混乱してたみたいで、なんかフィリーのエンディングがようわからんうちに終わってたりと、ちょととまだ今回のライブエイトを総括するには早いけど、69年のウッドストックでは夢を語り、85年のライブエイドはとにかくお金を集め、2005年のライブエイトは政治への影響力を及ぼそうとしている。着実に大人になってるというか、現実的になっているというか、でも、単純にこれだけのパワーが集まるっていうのは、それはそれで本当にすごいことのような気がする。これだけの規模になれば、当然表もあれば裏もあるわけで、いろいろあるだろうけど、また15年後ぐらいにやって欲しいなあ。そのとき、ホント世界はどうなってるんだろう・・・