San Jose Jazz

 この週末、サンノゼジャズフェスティバルがあった。一応、公称15万人が参加する、世界最大の”無料”ジャズフェスの一つ。なんだかんだ言って、毎年見てます。ま、歩いていけるので当然っちゃ当然だけど。

 メインだけでなく、サルサステージやラテン、ブルースステージなど、多くのところで同時進行で進んでいくので、結構スケジューリングが大変。しかも時間通り進まないし・・・で、僕の場合はほとんどメインとラテンステージの往復でした。はじめはイリアーヌなども来る予定とのことで大注目してたのだけど、いつの間にか無くなってた。ポンチョサンチェスは前にも見たので、僕にとっての今回の目玉はSoulive

 そんなに演奏が上手いとか、曲が素晴らしいとか、そういうのはないのだけど、まず、編成がホーン二人(サックスとペット)が入っていたのが良かった。ベースレスで、キーボードが立って弾くので、左手でベースラインを弾くのだけど、B−3(オルガン)+レスリーの音だけでは、厚みはあるのだけど単調なアレンジになりがちのところ、ホーンがいるせいで飽きずに聴ける。またシンセの音も効果的に感じて、すごくバランスが取れてる気がした。PAが今ひとつだったのが残念と言えば残念だけど、周りで見てた人も、はじめは「?」って顔をしてたけど、最後の”Tighten’ Up”では総立ち。とても楽しめたライブでした。まあ、でも、ブルーノートで高い金払って見るのは?かなあ。そうそう、斑尾ジャズとかで見ると良いかも。と思ったら2001年にやってた。考えることは同じだねえ・・・