開放

 つい外部のせいにしがちなのだけど、自分の能力を100%発揮するのを妨げているのは実は自分自信であり、勝手に自分に枠をはめているということが多い。別に無理したり何かを犠牲にして前に進んでいくというのではなく、これまで大人になるにつれて何となく自分自身に課してきた変な枠をとっぱらうことが、これからの自分の飛躍に必要な気がする。
 大げさかもしれないけど、人類の歴史はあらゆる束縛からの開放と言う見方ができるわけで、政治で言えばまずは生存権に始まり自由権、幸福を追求できる権利へといった人権の開放であったり、物理学ならガリレオによる宗教からの開放に始まってアインシュタインに至るまで、つまりは既存のパラダイムからの開放であったりと、で、結局最後(と決められるわけではないけれど)に残るのは自分自身からの開放ということ?
 また別の視点から言えば、何か自分自身のアイデンティティというモノを確立しないといけないという強迫観念は、実は全てが相対的な人間関係であるということを認めたくないための妄想なのではないか。
 うーんと、何が言いたいかというと、結局「一期一会」みたいなことなのだけど、そう言うことだけでは無いような気もしてて、それはまだもうちょっと考えないといけないと思うので、とりあえずメモ代わりに残しておくことにする。

 いやあ、ボンズまたホームラン打ったみたいだ。あと11試合で7本打てばベーブルースの714本に並ぶ。ボンズ復帰後ジャイアンツは7勝2敗。またサンディエゴとの差は5ゲーム差。普通に考えればまだまだ全然ダメなんだけど、直接対決4試合も含めて、何か起きそうな予感をさせる今日この頃。