レコード屋さん

 親しい友人達が立ち上げたレコードショッピングサイトSoundfinderがいよいよ開店しました。

 早速10枚ほどセレクトしてさあ注文・・・と思ったら、僕が買おうとしたショップ、代引きしか支払い方法がなかったみたいなんだけど・・・実家には頼めないし、とても海外への送付は無理だよね・・・まあ、いずれ海外展開も期待して、しばらくは我慢ですかねえ。今世界で一番レコードが集まってるのって日本だっていうのは、多分世界的なコンセンサスだと思うので、大変だとは思うけど早いとこ英語版立ち上げてくださいな。丸さん、針さん。
 いろいろ立ち上げまでの苦労話なども聞いていたり、運用してるのがこれまた(こないだ一緒に寿司食った)別の友達が社長やってる会社だったりと、身近な友達が頑張ってるのは大変刺激的。そういや、ついこないだ出張で来た親会社の研究者が、実は高校のクラブの同級生だったりして、また別の意味で刺激的だったりした。
 高校時代に、千葉県ローカルでJAGUARという有名人がいたのだけども、もともとは「洋服直しのムラカミ」というチェーン店を経営していて、趣味で音楽をやっていて、千葉テレビで「ハロー!ジャガー」というとんでもない5分番組をやっていたり、本八幡で「ジャガーカフェ」というライブハウスも持っていた。ようはしようもない道楽もここまでやればたいしたもんかなと思っていたのだけど、ちなみに、僕の高校時代最後のライブはこのジャガーカフェだったのでした。で、そんな状況を見ながら友人達と、日本武道館での単独講演を満員にするなら、音楽でビッグになるよりも、ビジネスでそこそこ成功して、金の力使った方が近道だよね、なんて話をしていた。

 いや、正直言うと、多分今でも現実的にはそうだと思う。ただ、それは明らかに本筋ではなく、本末転倒も甚だしいわけだけど、最近頑張っている友達を見て、そういうことを思い出した。僕自身、10年前に会社に入ったものの、別に特にやりたいこともなく、たまたまそばにいた先輩に影響されてアメリカに行きたくなって、短期の語学留学を経て今の米国駐在というところまでは来たのだけど、それって、高校の時に話をしてた武道館じゃないの?身近な友人が米国駐在を経てベンチャー企業に転職、やがて独立して起業してるのに比べて、いつまでもウダウダと米国に駐在して、いつまでも何がやりたいのかばかり悩み続けてて、いったい僕はなんなんだろう・・・