ありがとうフレディ
ちょうど年末帰国直前にAmazonから届いていたDVD2つを見る。
Drummers Collective - 25th Anniversary Celebration & Bass Day 2002
- 出版社/メーカー: Hudson Music
- メディア: DVD
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いやあ、デイブウェックルは相変わらずすごい。でもフォームが前とずいぶん変わった気がするけど気のせいかな?特に左手の動きは悶絶モノ。左手リードどころではなく左手ソロだよ。ドラムの配置も、ハイハットを中心に左右対称っっぽくしてて、その辺をいやでも意識させられてしまう。あと、ビクターウッテンっていうのは始めて見たけど、やってることはジャコと同じ。そのジャコの息子が出てきたりと、その辺は飛ばしちゃった。で、お目当てのガッドはやっぱり神でした。やっぱり感じているリズムが違う。同じメレンゲっぽいのやらせても、デイブウェックルとは明らかにリズムのディープさが違う。
Live at Wembley Stadium [DVD] [Import]
- 出版社/メーカー: Hollywood Records
- 発売日: 2003/06/17
- メディア: DVD
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One Visionに始まり、We Are The Champion〜God Save The Queenに終わる、これぞQueenだ、フレディだ!なんと言われようと、素晴らしい、歴史的なライブだ!85年のライブエイドでのクイーンも良かったけど、翌年86年、ちょうどリアルタイムで聞いていたRadio Ga GaやBreak Freeの2・3年後で、まさに油の乗りきった、というより最後に残された一瞬の輝きだったのか、これほど伝説と言葉が似合うライブもないだろう。この後フレディはエイズとの闘病に入り、91年に本当に伝説となってしまった。こんな恥ずかしいことかけるのはフレディだけだよ。でもありがとう、本当に元気をもらいました。僕も死ぬまで生きるんだ。
やっぱり僕には音楽だ。そう、昨日「自分をさらけだす」って決めたんだから、いいじゃん、ダメならダメで。てなわけで、ずいぶん前にSavanna Jazz(http://www.savannajazz.com/)でJohnだか誰かが教えてくれたOctavia Lounge(http://www.octavialounge.com/)のセッションに行くことにした。
少し早めに着いたのでビール飲みながら開始を待つ。Savannaよりはモダンでこぎれいな感じ。客層は黒人は少なくて、白人の中年以上が中心。ハウスバンドのトリオも3人とも白人。ただ、レベルはこちらの方がかなり高い。正直、ちとビビってしまった。ハウスバンドが一通り演奏しいったん休憩。このまま黙って参加することもできるけど、「もう誰も叱咤激励してくれないよ、自分で行かないと」って声が聞こえたので、思い切ってドラムのロンさん(推定50歳)に声をかけてみた。オークランドに住んでいて、このバンドには3週間ほど一緒にやってるとか。「Savannaのセッションには何度か参加した」と言うと「マーカスベイリーはまだやってるか?」とか聞かれたり、他にも日野元彦を知ってるか、とかアキラ・タナの話など、日本人・日系ドラマーの話題で少し盛り上がった。セッションにも是非参加しろと言ってくれて、少しは肩の荷が下りた。今考えれば、本当に「ジャズドラマー」かという確認だったような気がする。
いざセッションが始まると、やはりSavannaよりはレベルが高い。ていうか、ハウスバンドがしっかりしていて、レベルの低いヤツには1曲とかで体よく降ろし、一定レベル以上をキープすることに気を遣っているのがわかる。いよいよ自分の番、やっぱり人前での演奏は多少は緊張する。最初はMidテンポのブルース。良かった、入りやすい。レギュラーのベースの人(名前忘れた)も、黒人のようなグイグイ引っ張る感じではないけれど、ジャストなリズム感で非常にやりやすかった。ただ、ドラムソロが4barsではなく8barsで、ちょっと体に馴染んでない(しかもブルース、つまり12小節単位)で、少し戸惑いそうになったけど、その辺もベースの彼が上手くサポートしてくれて、とにかく1曲目はノリノリでいけた。2曲目はAll The Things You Areで、最初のコーラスはフロントの人が3人(内一人はなんとチューバ!始めて)ということもあって、リズムをキチンと出すことに徹したけど、途中からはベースの人のスタイルとも合うので、フローティングした感じのドラムに少し変えた。これが大成功。この曲でいったん休憩となったのだけど、演奏が終わると、何人かが声をかけてくれて、ロンさんも「Nice Sound!」と言ってくれるし、ベースも「リズム、やりやすかったよ」と声をかけてもらった。その後も、ボーカル入りのアップテンポのボサノバでは、始め2ビートだと思ってブラシをもっていたので、少しあわててしまったのだけど、結果としてはこのブラシからの持ち替えが良かったみたいで、ボーカルのおばちゃんからも「Nice Job!」クー、気持ちよくなってきたのだけど、今日の僕の番はこれでおしまい。
その後もしばらく他の人の演奏を見てから、帰り際、ロンさんもベースの人も「またいつでも来いよー」と言ってくれた。本当にうれしかった。本当に、僕にはまだ音楽があるって、心の底から思えた。いろんなことがあり、心をぐわんぐわん揺さぶられて、本当は心を閉ざしたいけどそれでも頑張ってオープンさを保っていく。オープンでいれば、音楽がよく聞こえ、魂に響く。ホント、いっぱいいっぱいできついんだけど、そうだ、心の筋肉痛って思うことにしよう。この痛みが心を強くするんだ、きっと。
このOctaviaでのセッション、水曜日なのでなかなか参加する機会は少ないだろうけど、Savannaのセッションも無くなってしまったみたいだし、自分の次のフィールドとしては、仲間・雰囲気的にもレベル的にも良いかもしれない。また行きたいな。
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- 体重:89.7kg・・・うーん、昨日ほとんど食わないでこれってことは、やはりリバウンドか・・・
- 体脂肪率:38.5%
- 血圧:148/101・・・あちゃー、こりゃ高い。運動しないと。