音楽と酒と・・・

 マサヨさんの紹介で、ハイレベルと評判のDogpatch Saloonのセッションに顔を出してきた。確かにフロントのメンバーは一目見てレベルが高いと感じられる。来ないかと思っていたSFNo.1ピアニストhttp://www.marklevine.com/も、翌週からヨーロッパツアーだとかで当分来れないのでってことで来ていて、決してグリグリのハイテンションというわけでは無いのだけど、適度に抑制された、「音楽的」に緊張感のあるセッションだ。何人かSavanna Jazz Club in San Carlos | Live Jazz Musicのセッションで知った顔もあり、でもそう言う人でも見るだけでなかなか入るには敷居の高いセッションのようだ。意を決して休憩時間にドラマー&仕切のビンスラティアーノに声をかけると、快くOKだった。「ドラムの若いヤツー」と呼ばれて出て行ったのだけど、結構緊張したのと、曲がうろ覚えだったので、アタフタしてしまい、あまり周りの音が聞こえてなかった。ちょうどトモコという日本人がベースを弾いていたのだけど、前の曲でも弾いていたのでちょっとアタックが弱そうでやりにくいかなあと思ってたけど、いざ始めて見ると結構ノリノリで気持ちよかった。後で、一緒にやったピアノのおじさんも「トモコのベースの音も良くなってたよ」って言ってたし、トモコ本人とも、気持ちよく出来たよねって話が出来た。彼女、もう外人しか目に入りませーん!見たいな感じだったけど、まるで若い頃のマサヨさんを見るような気がした。いや、ホントのことはわかりませんけどね。他に、一緒にはプレイしなかったけど、イゴールというSavannaでもやったことあるヤツと話しできたりして、まあ、全体的に最初としては楽しいセッションだった。ビンスさんとも最後にもう一度話をして、ドラムショップを紹介してもらって、名刺を交換できたのと、さらに、「今度は2曲やっていいよ」と言われて、ハイ、結構有頂天になって帰途についたのでした。
 本当はその後、Yさんと飲みましょうって話をしてたのだけど、帰りが遅くなってしまったようで、今日はナシってことにして、で、帰る途中にSAKAE SUSHIに寄っていった。ちょうど前の客が帰ったところで、カウンターに一人でビール飲んでいたら、オーナーの遠藤さんが隣に来ていろいろ話し始め、日本酒をおごってくれた。越乃寒梅(純米)と天狗米(山廃)を出してくれたんだけど、うれしいことに、酒盗アメリカで食べられるとは!)やタコの吸盤などのつまみも出してくれて、いやー、さすがオーナー、かゆいところに手が届くナイスなつまみ。「なだ万」出身の板前の野澤さんは三鷹出身ってことで、吉祥寺ローカルの話で盛り上がったりして、結局閉店まで居座ってしまった。そうそう、最後に一通り握ってもらった後、本ワサビの海苔巻き。うーん、とにかく酒飲みにはたまらないお店だと実感しましたよ。そうそう、最後のお茶も本物の粉茶でした。とにかく、全部日本そのままだな。会話の中で、桂月の話をしたら、昔一緒にやってた仲間とか。やっぱりベイエリアで本ワサビ出すのはその2軒くらいだろうってことでも話が合い、ホント、ぜひまた行きたいお店になりました。
 ま、そんなわけで、今日は非常に質の高い一日だったのでした。