プチこもり

 年末用に購入しておいたDVDを見つつ、ひたすらパスタを茹では食べ、茹では食べしながらプチこもり中。今回用意したDVDは、

 まだ最初の2枚だけ(全9枚)だけしか見てないど、フルオーケストラと有名な曲を使って入念に構成されたテレビ番組で、子供向けとはいっても大人も十分楽しめる。「音楽とは?」から始まって、「アメリカ音楽とは?」の回では、作曲者のアーロンコープランド自らがニューヨークフィルを指揮するなど見所も盛りだくさん。他にもマーラーとかストラビンスキーにスポットを当てた回や「印象派とは?」といった面白そうな特集もあるし、中には「モードとは?」なんていう回もある。多分、全部の回は見ることはできないけど、優先順位をつけて見ていこう。

 これもバーンスタインによるレクチャーもので、ハーバードでの講演らしい。こちらはより音楽面や哲学的な内容に期待。

 子供の頃、カラヤンのベートーベンをレコード溝が無くなるまで聞いたけど、そのとき聞いたのよりもさらに前の時期のベートーベン交響曲全集。ちょうど「のだめ」の影響もあって、つい7番から聞いてみた。カラヤンはテンポが速いって印象だったけど、今聞くとそうでもなく、どちらかというと昔の録音なのに低音が強調されてて、どっしりとした重量感がありながらリズムの歯切れが良いので速く感じるのかなという気がした。普段目を閉じて指揮するけど、9番の合唱のところはちゃんと目を開けて指揮してた。残念なのはその9番の合唱のところで音がわれてた・・・(泣)

 たまたまAmazonの”これを買った人は〜”で出てきたのでいっしょに購入。これは良い買い物だった。まさに「のだめ」の世界をカラヤンの完璧主義で垣間見せてくれる。僕の中ではSUPER FOLK SONG~ピアノが愛した女~ [DVD]と並んで音楽演奏者必見のDVDです。

 iTunesの日本ストアでたまたま渡辺香津美の「遠州燕返し」を見つけて知ったこのトリオ。ちょっと聴いてて疲れちゃったかな。昔のレコードも引っ張り出して聴きましたが、格好いいす。

 一つくらい映画をと思って購入。映画館で見たヤツとビデオで見た完全版の両方が入ってる。僕はどっちのバージョンも好きだな。結局両方のバージョンと、さらに監督のコメント付きの完全版と、全部で3回見ちゃった。最後のキスシーンを写す映写技師はトルナトーレ自身なんだけど、実は(フェデリコ)フェリーニにお願いしていたそうな。

 さてさて、そんなこんなで30日は2006年最後のライブをして、その後はSakaeにてのんびり酒飲んでのんびり帰りました。いよいよ今年も終わりですな。