やっぱり

 久しぶりの結婚式への参加でしたが、やっぱり良いものですね。特に今回は2年前に亡くなった叔父の次男っていうことで、感慨もひとしおです。

 日本から出席したのは叔母の親戚関係が多く、ほとんどが今回初めて会う人たちだったのだけど、昨日のお食事会に行けなかったこともあって、「ああ、あのカナダの人」と声をかけられました。「カナダの人」と言われるには訳がちゃんとあって、2年前叔父が亡くなったときに、ちょうどビザの更新のためにカナダに滞在していたために、どうやっても葬式には間に合わず帰国を断念していたのです。特に僕はこの叔父にかわいがってもらっていたことからなんとしても出席したかったのだけど、葬式のあと、親父から皆も僕が無念に思ってるだろうって言っていたとメールをもらい、仕事中だったのだけど涙が止まらなくなった覚えがある。そのあとどうにか納骨の前に帰国して、焼香することができて、その時に叔母から二人兄弟の息子達の相談に乗って欲しいとお願いされたのだけど、その息子の一人が今回結婚したわけです。
 正直、2年前には彼らから相談されることは無いだろうとは思ったけど、実際されなかったけど、あそこでそうお願いされたことは、今の僕にとっては実はすごく意味があったのではないかという気がしている。叔母にしてみれば、少なくてもその時点で息子達が頼るに足る存在だったと認めてくれていたわけだし、まあ何というか、仕事とか義務とかではなく、親や兄弟、親戚、友人といった自分の大切な人達(の人生)に対して絶対的に責任を果たしていかなければいけない、みたいなことを、改めて自覚したのではなかっただろうか。まあ、なかなか実行は出来ていないのだけどね。いやホント、立派な大人になりたいのだけど、余計な知恵ばっかりついちゃってる気がする・・・
 ともかく、体調は相変わらず良くなかったのだけど、弟の近況や両親の旅行の話なども聞けて、まあ久しぶりに家族で酒飲みながら話ができたのは良かったかな。仕事での一時帰国ではほとんど家で食べないしね。お酒飲んだせいか、何となく気分も良くなってきて、ホテルに戻ってきた後もワイキキ周辺を散策。

 うーん、2年前は確かこの辺に「ポルノ大学」があったと思ったのだけど・・・牛角になってました。