レストラン

 帰国するってのを口実に久しぶりの友達とちょいと豪華目の食事をしたので記録しとこう。
 月曜日は、

  • STRAITS・・・マレーシア料理を基本としたアジアンフュージョンでZagat21/19/17。日曜日に米国でのラストライブをやるのがBurlingame店で、今回行ったのは| Santana Rowにあるサンノゼ店。まアジア系ってことで、味は馴染みやすい。サテーや一匹丸ごと魚のディープフライなど、お腹いっぱい食べちゃいました。二人ではなく、大人数でいろいろつまむ方が良いかも。あ、出張者にもお勧め。

 金曜日は、

  • Chez TJ | Contemporary French Cuisine in Mountain View CA・・・ミシュラン一つ星、Zagat24/22/25のコンテンポラリーフレンチ。全12品のテイスティングメニューにチャレンジ。デザート2品まで全て終わるまで、やっぱり3時間以上掛かりました。味は生の魚介類が豊富に使われていて、味も出汁の感覚(ま、うまみってことか)がちゃんとしてる感じで、日本人が食べても結構良い感じ。しいたけのコンソメはRitz-Carlton Dining Roomより美味しかったです。他にも柚子をいくつかの品で所々に利かせていたのが印象的だったのと、多分どっか有名なヤツだと思うのだけど”塩”が良かった。一部の日本人では良い評判ではなかったのだけど、僕には合う味だったなあ。あと、お店の雰囲気は良いのでデートにはお勧め。今回も窓際の席で、ちと恥ずかしかったくらい。

 ま、ついでにコレまでに行ったミシュラン星付きレストランなどの感想を。

  • Aqua(ミシュラン二つ星、Zagat26/25/25)・・・結局4回ほど行きましたが、とにかく初めて行ったときのスープの味が忘れられない。ここでフォアグラを食べて以来、フォアグラを食べると馬鹿食いスイッチが入るようになってしまった。やたら店員が多いのだけど、いかにもって感じのビジネスマンでいつもザワザワしてる。サービスはそれほどと思ってなかったけど、こないだ大遅刻したのに無理して入れてくれたのは丸。そういや昔閉店後も気がつかずにずーっと居座ってた時もあったなあ。一言も帰れと言わなかったのも良しとしよう。ま、ここはやっぱり味かな。洋風で魚系の料理はどれも安心して食べられるし、ワインも充実。店がうるさいのさえOKなら接待にはもってこい。
  • Chez Panisse(ミシュラン一つ、Zagat28/24/26)・・・実際に行ったのはCafe(Zagat27/23/25)の方。妙に付け合わせが美味しかったりして、素材が良いなあっていうのは何となく判ったのだけど、メインの味的には実はあまり印象はないかも。あーそうだ。ナパのワイナリー巡りの後だったので、味覚的にも酔って疲れてたかもしれないなあ。
  • Fleur de Lys(ミシュラン一つ、Zagat、Zagat27/26/25)・・・お客さんにラフな格好のままお連れしてしまったこともあって、おじさんの店員の態度は今ひとつだった。逆に良くしてくれた受付のお姉ちゃんは、ちょっと店には合わない位カジュアルな感じだった。味的には、結構ヘビーなアメリカン−フレンチっていう印象。そういや店の雰囲気もステーキハウスっぽいというか、少し前の豪華なフレンチレストランの感じ、あまりモダンな感じではなかったな。
  • Ritz-Carlton Dining Room(ミシュラン一つ、Zagat27/27/28)・・・僕の中では、味も雰囲気もサービスも日本で食べるフレンチに一番近い感じだった。あ、違うところと言えばコースの前にいつまで出てくるのってくらいアミューズが何皿も出て、お腹いっぱいになってしまったとこかな。総合的に良いレストランだと思うけど、一つだけ、僕フォアグラを食べるときはカベルネのワインと決めているのだけど、それをなかなか持ってきてもらえず、フォアグラが冷えてしまった(怒)。
  • Terra(シュラン一つ、Zagat27/24/26)・・・日本人がシェフのせいか、味付けにミソが使われているなど、とにかく日本人の口に合う料理。店の雰囲気も良い感じで、ワイナリー巡りをする人にはお勧めです。結局FrenchLaundryには行けなかったけど、ま、いっかと思わせてくれる店です。(でも行きたーい!)
  • Fifth Floor(ミシュラン一つ、Zagat25/25/24)・・・女性シェフっていうのでどんなのかと思ったけど、料理的にはそれほど女性らしさという感じはしなかった。ただ、こちらの急な注文にも(時間は掛かったけど)真摯に対応してくれたのが、すごく印象に残ってる。サービスも良かったな。是非接待ではなくプライベートでもう一度行きたいところだったけど、残念。

 以下はミシュランの星はないけれども、Zagatのレートで26点以上の項目がある店。

  • Kaygetsu(28/20/26)・・・日本食なんだけど、個室がなかったりするので今ひとつ接待向けではない。会席料理はベイエリア日本食としてはかなり美味しいと思うけど、量がアメリカ人向けなのか、ちょっとずつ出てくるせいなのか、常にお腹いっぱいになってしまう。一度寿司バーのほうに座ってみたかったな。
  • Le Papillon(27/24/27)・・・サンノゼ地区では随一のコンテンポラリーフレンチ。Chez TZと料理の雰囲気は似ているけど、生魚系料理の味付けは、僕はChezTJの方が好き。でも肉はこちらの方が大分差をつけて美味しかった。あとワインのセレクションはこっちの方が良かったかも。店の雰囲気はChezTJよりも暗め。
  • Tamarine(26/24/22)・・・Ana Mandaraで見直したヴェトナミーズキュイジーヌへの感覚を、さらに塗り替えてくれた店。日本人でも安心して連れて行ける。でも、気がついたらここにはプライベートでしか行ったことないや。少しテーブルが小さいので、親密になりたいときには良いかも。ん、結果?さー、僕は親密になったつもりなのだけど・・・
  • Ana Mandara(22/27/21)・・・初めて行ったときは、ヴェトナミーズキュイジーヌへの新しい目を見開かされた気がしたけれども、その後は美味しいけど驚きや感動はなかったかな。クレジットカードの請求ミスがあったのだけど、数セントだったにも関わらず、キチンと対応してくれたのはマルとしよう(ま、当たり前っちゃあたりまえなのだが)。
  • Navio(24/27/24)・・・窓から見える太平洋、その水平線に沈む夕日に乾杯です。味的には、僕の中ではあまりたいした印象はないけれども、最高の味付けは窓の外にあるってことです。この店でこそデートしたいけど、ちなみに周りにはゴルフを終えた日本人サラリーマンが居ます。

 他にもいくつか書いときたい店はあるのだけど、疲れたのでまた今度。