最後の日、滑りまくって食いまくった

 アメリカでの最後の日、4時に起きわりにはなんだか調子がよい。ていうか、酒残ってる・・・ま、とにかく用意をしてゆき☆さんにピックアップしてもらってマイクのうちでケンジさんらと合流し、雪山へ向かう。いつもより1時間早いとはいえ、まだサマータイムになって間もないということもあって、なかなか夜が明けない。いつものスタバでみんなと合流し、ホームゲレンデとも言えるBorealへ。やはりいつもよりずいぶん早いせいか、ゲレンデも空いていて、一体どのくらい滑ることができるのか。とにかく、もう足腰たたなくなるくらい滑りまくってやろうと思いながら、ヨーさんに譲ってもらったおニューのウェアに身を包みさあ一本目。

 お、なんだかえらく調子が良い!スノボ自体は1月の一人合宿以来だったけど、とてもそんな感じがしない。多少の急斜面も余裕を持って加速できるし、なんかスピードへの恐怖心がいつもより少ない。まだまだエッジはズレズレだけど、このスピードで滑っていられれば、自然とエッジに乗れる感覚がつかめる気がする。午前中は一回はまってみんなに遅れたぐらいで、みんなと同じ本数滑って、良い感じ。早めに昼食休憩して、その後もずーっとみんなについて行くことができた。みんなの飛ぶところも見れたし、なんと僕自身もハーフパイプの中にも入ったり、ジャンプにも挑戦してみた。どちらもチャレンジしただけだけど、アメリカ最後のスノボで、そこまでチャレンジできただけでも大満足。天気もはじめは風が強そうだったけど、徐々に晴れてきて、午後はほとんど快晴。雪も、ちょうど転んでも痛くないくらいにシャリシャリのシャーベット状で、とにかく、今までで一番チャレンジできた今回のBoreal、最後までみんなと一緒に滑ることができて、本当に楽しかった。スノボにハマったって実感した一日でした。日本でも続けようと思うし、きっと、いつかまたスノボしにアメリカに来ようっと。
 さすがに滑り終えて着替えていると、体中が悲鳴を上げる。でもそんなことは言ってられない。スノボのあとはみんなで焼き肉大会。途中、ちょっとしたアクシデントなんかもあったけど、あまり遅くならないうちにオークランドの焼き肉屋へ。MOS君とmacoさまも来てくれて、熱々の炭火でジュージュー焼きながら、といっても今晩はひたすら食いまくり。

 飯やスープには目もくれず、とにかく焼き肉食いマシーンと化して食ってました。本当にアメリカ最後の一日は最高の一日でした。食べ終わった後、みんなとお別れして、ケンジさんの車でサウスベイに戻る途中、580からのベイエリアの夜景を見ながら、さすがにグッと来ました。
 アメリカに来て3年目の終わりに、何か新しいことにチャレンジしようと思って始めたスノボ。最初のシーズンはひたすら一人で練習して、なんとか降りてこれるようになった2シーズン目に、今の仲間と一緒に行くようになって、スノボの新しい世界を見せてくれた。初めはそんなの無理!って思ったけど、最後にはなんとかチャレンジするところまで来れたのは、ヨーさんをはじめ、楽しくかつチャレンジ精神旺盛なみんなのおかげ。実質的には一年ちょっとの付き合いだったのに、とてもそんな気がしません。これからもなんとか関係を続けていきたいなあと心から願ってます。