神的

 年末年始に録っておいたビデオのうち、東京MXテレビで放送していたカラヤンのニューイヤーズイブコンサートの特集があった。全部録ったわけではないけれど、それでも「ツァラトストラ」とかチャイコフスキーのピアノ協奏曲一番とか有名な曲も多いので、時間があるときに流してる(ほとんど見てない・・・)。そんなわけで、最近は家の中にクラシックが流れている時間が多いのだけど、そんな中、やはり年末に買っていたこんなDVDを引っ張り出して見てみた。

  • ・・・始めのインタビューとか見てて、なんだか悠長なDVDだなあと思ってたのだけど、演奏が始まったらグイグイ引き込まれてしまい、飯を食うのも忘れて見いってました。変な姿勢で弾くというのは有名だけど、あれはあれですごく合理的なんじゃないかと思わざるを得ないような、「神」を感じさせる演奏。うなり声を上げたりとか(キースジャレットよりは音痴ではない)、演奏中の空いてる手が指揮者のように動いたり、でもピアノの音は気持ち悪いくらいに綺麗(分離している感じ?)で、ヒトがピアノを弾いているというよりも、なんか、スタジオの空間から音を切り出すようなイメージでした。

 クラシックが多いせいなのかなあ・・・最近家のオーディオの音が気になって仕方ない。特に、ピアノの音とか中音域がビミョーに割れる気がする。引越以来、いろいろ調整とかしてるんだけど、いまだに良いポイントが見つからない。まあ、スピーカは古いし、壁はコンクリート打ちっ放しだし、電源は足りないし、仕方ないのかもしれないけど、たまに電気屋に行くと、ついオーディオコーナーに行って物色してしまう。http://www.bwspeakers.jp/のスピーカとか欲しいなあ・・・あ、また物欲の話になっちゃいました・・・