こないだアメリカに行ったばかりだけど、なんだか旅に出たくなった。一人でね。ふとペルー〜ボリビアに行ったときのことを思い出したのだな。

 確か、アメリカに行って2年目だったと思うけど、アメリカ国内もいいけど、折角なので日本からなかなか遠くて行けない中南米に行ってみようと思ったわけ。実は、深夜特急1?香港・マカオ? (新潮文庫)とか夢中になって読んだ方なので、貧乏旅行とかあこがれてたんですが、ちょうど大学時代に電波少年でやってた猿岩石が流行ってた影響で、ひねくれ者の僕はすっかりその気が無くなってしまったんだよね。ま、そのかわり一番下の弟が旅人になってましたが・・・で、それはともかく、もう30歳過ぎていい年こいてたけど、まあ、それでも多少は刺激的だろうと意を決して行ってみたわけですよ。

 始めのうちはリマ〜ナスカで肩慣らしって感じでしたが、クスコに行ってからの高山病がきつかった。日程的にも結構厳しかったので、かなり無理して歩き回ったけど、最後にゃ血尿出てた。そうそう、今だから白状しますが、その直前に日本へ一時帰国した時にサウナで拾ってしまった水虫が、クスコにいる間に自然治癒してました。それだけ体力的にはきつかったんじゃないかと言う気がする。クスコからマチュピチュへ行く時に、列車が走ったり走らなかったりと良く判らず、旅行会社の姉ちゃんと片言の英語で一生懸命スケジュールを考えてたのだけど、なかなか頭が回らなかったのを覚えてる。それでもクスコではコリンカチャ(黄金宮殿跡)とか、人間の業の深さを十分に感じることができけどね。元気だったらもっと感動できたかもなあ。

 で、マチュピチュは、早朝から行って夕方まで、たまに日本人観光客の集団が来るとくっついて行ってガイドさんの解説を聞いたりしつつ、でも基本的にただひたすらボーッとしてました。インスピレーションポイントというか、なんかこう、宇宙と一体化できるというか・・・危ないな・・・。ま、とにかく旅のハイライトとして期待してて、その期待を裏切らない素晴らしい場所だというのは間違いないく、時間があれば是非お勧めしたい。ちなみに、クスコからマチュピチュへ向かう列車の中でデジカメが壊れてしまい、写真が無いのがちょっと残念。

 その時の旅で、実は一番印象的だったのは、その後にクスコから丸一日かけて列車で行ったチチカカ湖でした。その時には高山病にもなれたのか、ひたすらがぶ飲みしてたコカ茶が効いてたのか、大分体調も良くなってて、空と湖面の青さにひたすら感動してました。浮島や原住民の島なども良かったけど、いろんな国の人と同じツアーで仲良くなったりして、で、その仲間のおっちゃんから、「おまえは本当に一人旅を楽しんでるな」と言われて、なんだかそれがすごく心に引っかかったというか、染みたのだな。「うん、きっと大丈夫だ。一人で(自立して)生きていける、いこう!」って思った。33か4歳にもなってからのことでしたが。

 長くなったけど、やっぱ一人旅は自分を見つめるには良い機会だよな、と言う話でした。(だったかな・・・)

朝食:なし
昼食:ご飯、納豆、春巻き、ホタテコロッケ、味噌汁、キャベツ
その他:烏龍茶、ジャワティ
夕食:冷や奴、サラダ、シューマイ、黒烏龍茶
歩数:7490歩

 ちょっと(ダイエット)テンションが落ち気味なので、グッズを購入してみました。起死回生の一撃となるでしょうか・・・届いたら報告します。