夏休みの読書

 前も書いたけど、このお盆休みは特に予定も入れてなかったので、久しぶりにヘビーな読書をしてみました。

日と月と刀 上

日と月と刀 上

日と月と刀 下

日と月と刀 下

 Amazonの感想も含めて、読む前にいくつかの書評やブログなどで気になってた本。丸山健二は今までは特に読んだわけではないけれど、とりあえず最高傑作とのことなので期待して読み始めました。で・・・

 ・・・はい、二日間、オリンピックも見ず、約11時間程かけて一気に読みました。確かに独特の文体で、最初は読み辛いのですが、慣れてくると頭の中にイメージを直接ぶちこまれるような感じで、本を「読んだ」というよりも「感じた」という印象です。心情を悠長に説明されるよりも、目に浮かぶイメージだけでここまで感動できるものなんだな。特に後半100ページ位は喉乾くのも忘れて一気に読んじゃいました。うーん、ちょっとまだしばらく感想なんて書けません。映画館から出てきたばかりで、ちょっと整理が付かないような感じです。今は、とにかく他の人にも是非一度読んで欲しいなあと思うだけです。
 そうそう、途中、ヴェルディのレクイエムを流しながら読んでいたのだけど、有名なフレーズのところで偶然イメージと音楽とがぴったりの瞬間があって、その時は鳥肌立っちゃいました。

 他にもこんな本を読んでます。

追悼の達人

追悼の達人

 赤塚不二夫の葬儀でのタモリの弔辞が話題になりましたが、たまたまこの本を買ったのはその前で、「悪食」シリーズもそうだけど、嵐山光三郎のこの手の本はトイレに置いておいて一人分ずつ読むのに最適です。まだ大正時代に入ったばかりですが、それにしても昔の人は早死にだったのだなあ。出てくる人、ほとんどが今のボクの歳になる前に死んでます・・・

PLUTO 6 (ビッグコミックス)

PLUTO 6 (ビッグコミックス)

 まあ、原作も十分ヘビーですが、やはり浦沢直樹にかかるとこうなるのね。マンガだけど何度か読み返しても発見があります。雑誌の方は全然追っかけてないので、今どうなってるか判らないのだけど、原作で出てくるボラー(ロボット)をどのように表現するのか、楽しみです。

(14日)
朝体重:95.1kg
朝食:なし
昼食:おにぎり二個(ツナマヨ、明太)、総菜4種、黒烏龍茶
その他:カフェラテ
夕食:赤ワイン、つまみセット(サーモン、鴨、ポテトサラダ、他)、パテ、クラッカー、キーマカレー、ご飯
夜体重:96.5kg