あー

 すっかりご無沙汰してますが、一応生きてます。

 まあ、はっきり言ってテンションは無茶苦茶低いです。でもそう言うときに限って、仕事は上手くいってたりする。ていうか、最近はあまり仕事が好きって感じではなくて、こなしてるって言う調子なのだけど、それがかえって良いみたい。さっさと切り上げたいので要点だけ整理して、相手の要求をさっさと掴んで・・・あまり、自分で「こうしたい」ていう思いが無い方が、何となく上手くいってしまってる。それで余計落ち込んでるのだけど。そう言うわけで、どっちが先って言うわけではないのだけど、仕事もプライベートも、ここしばらくは極めて淡泊な感じです。ていうか、ほとんど人に会ってません。まあ、そんな時期もたまにはあるのですな。

 オリンピックですが、前回のアテネ、冬のトリノソルトレークシティアメリカで見てたので、こんなに日本選手の活躍を見たのは久しぶりです。いくつか感じたことを。

  • サッカー・・・男子では、初戦のアメリカ戦で点取られるまでは期待してましたが、その後は何かが起きそうな雰囲気も何もありませんでしたね。何か、相手チームではなく、別のものと戦ってた感じです。その点、女子は戦術も含めて合理的に戦ってましたね。点の取られ方も、どうしようもない、って言えるもので、熱いモノは十分伝わってきました。
  • 柔道・・・世界のJUDOは随分変わってるんですね。特に軽〜中級クラスでは、レスリングみたいなタックルへの対処ができないと試合になりませんね。ボク個人は一本を取る柔道の信奉者ですが、それでもJUDOに合わせた変化は必要な気がします。じゃあどうすればいい、なんてのは判りませんが、小川直也吉田秀彦に聞いてみるとか?
  • 水泳・・・北島はすごいねえ。こういう宇宙人みたいな日本人を大切にしていきたいものです。
  • 野球・・・なんであんなにケガ人ばかりしか選べなかったんでしょう。まあ、でも人選ミスというよりも、ああ言う人選せざるを得なかった体制に問題ありですね。韓国プロの、五輪公式球でのシーズンインというのが話題になりましたが、そんなテクニカルなことでなく(WBCは十分戦ったのだから)、いろんな立場でのやる気の問題でしょう。見ててすごく似てる雰囲気と思ったのが、前回のアメリカバスケットボールチームでした。まあ、なめてたってことですね。現地に来て、何か違うぞと思ってる間に終わっちゃいました。
  • ソフトボール・・・そりゃ上野には熱くさせられましたよ。オーストラリア戦では正直泣けてきましたよ。でもね、でもね、本当にそれでいいのでしょうか?前回のアテネではやっぱりエースの高山と心中して、失敗でした。今回は上手くいったから誰も言わないけれども、3試合も連続で投げさせるなんて、あんな采配ないですよ。しかもソフトは一度マウンドを降りてももどれるんでしょ?他のピッチャーだって使えないような人を連れてきた訳ではないだろうに。まあ、地力に劣る日本が勝つには、超人的な個人に頼らなければいけないという、総合力の差ということなんですかね。

 ま、他にも卓球やバレー、陸上などなどいろいろ見ましたが、全体的な印象として、やっぱり日本人ていうのは体格とかの面で辛いのだなあってこと。相手と同じくやってたら、ほとんど世界に通用するものが無いんだなあ。だからこそ、男子400mリレーみたいのは、芸術的なバトンリレーを突き詰めたっていう、日本人にとって琴線に触れる銅メダルだったんじゃないでしょうか。そう言う意味では、やっぱりチームスポーツでの活路を見いだしていくしか無いような気がします。そう言うところで、選手だけでなく、むしろ選手以外のスタッフの力で圧倒できるような、そう言う体制作りを目指してもいいんじゃないでしょうか。

 そんなこんなで、そろそろ夏も終わりですね。少しずつテンションとペースを戻していくようにしないとな。