土曜日には招待されたのでこんなのを見てきました。
http://www.silkroad-anotherstory.com/
 ミュージカルでもオペラでもなく、伝統楽器をフューチャーしたバンドと、韓国の踊りと、日本の演劇のミックス。荻野目慶子の声色使いもすごいなあと思ったけど、一番はなんといっても韓国ダンサーズでした。磨き抜かれた肉体と、独特な浮遊感を感じさせるリズム。欧米の舞踊とも日本の舞踏とも違う独特のノリ。昔サムルノリを見て同じ単拍子のリズムでも日本と韓国でこうも違うモノかと感じた覚えがあります。日本の舞踏は地面から生えてきてるような、まさに「地に足の付いた」という雰囲気だけど、韓国のは地上1cmで浮いていて、一瞬だけ地面に触ってるという感じです。全然伝わらないか・・・ま、とにかく、1時間半程の舞台でしたが、あっという間でした。まあ、シルクロードって言うのは、具体的な「道路」というよりも、劇の中でもあった楽器とかの物品や仏教伝来のような「伝わる」ための極めて観念的な「道」な訳で、それだけでさまざまな想像力を掻き立てられるのは確かです。

 上のを見た後、そのまま三軒茶屋でお茶をして、それから前回お休みしてしまったセッションへ。あまり練習してなかったというのもあるので、ブラシ中心にやってました。まあ、とにかく練習しないとなあ。つい伴奏に徹してしまうことになる。それはそれで楽しいのだけど、折角いろいろチャレンジできる機会なわけだから、やっぱり有効にしないとね。
 で、セッションの後は、この日は打ち上げには参加せず、まっすぐ浦安の実家へ。ビールを飲みまぐろの刺身を食べ、ばあちゃんがまだ元気なのを確認して、ちょうど実家の本棚にあった深夜特急2?半島・シンガポール? (新潮文庫)を読みつつ就寝。そうそう、この本の当時(70年代)は、インドからトルコまで、道はつながってたんだよなあ。世界は全体でみれば小さくなっているのだろうけど、地面に這いつくばったレベルではより一層距離が開いているのではないだろうか。

朝食:トースト、サラダ、スクランブルエッグ、爽健美茶
昼食:ココイチカレー(牛モツ、キノコ、チーズ、2辛)、カボチャプリン
夕食:おにぎり(ツナマヨ、明太子)、総菜4種、餃子5ヶ、黒烏龍茶
夜体重:98.0kg