何気に

 朝起きがけに手に取った本。トイレで読み始めたら止まらなくなり、結局髪の毛切りに行くのも忘れて一日中読んでました。

神の代理人 (塩野七生ルネサンス著作集)

神の代理人 (塩野七生ルネサンス著作集)

 渡米前なのでもう7・8年前に読んでるはずなんですが、やっぱ面白いです。ふと思いついたのだけど、塩野七生三国志とか水滸伝書いたら、絶対面白いだろうなあ。

人間というのは弱いものでな。自分がやっていることについて書いたり話したりすると、つい高揚した気分になったり、弁解したりするようになる。前者は、現実を見失う。そして後者は、もう言うまでもあるまい。自分の行為を弁解しはじめた人間は、何もできなくなる