SpringFields11

 金曜はまたずいぶん飲んだらしく、会社の人達4人(内女子1名)でイベントの打ち上げだったのですが、途中エロ話のあたりからすっかり記憶がありません。どうやって帰ったのかも不明。朝は比較的スッキリ目覚めたのですが、かなりしばらく酒が残ってました。で、そんな状態ではあったのですが、この日はこんなイベントがあったのでした。
http://www.springfields.jp/


 朝まで土砂降りだったのでどうかと思いましたが、昼過ぎからは雨も上がって、湿度はあったにしてもなかなか良い野外コンサート日和だったのでした。で、もともと少し開始時間が早まっていたので開場前くらいに行きすぐに入場したのですが、野音の中に入る前くらいから演奏が始まってました。

 最初は渋さ知らズオーケストラ。まあ、演奏はちゃんとしているし、こういうノリが嫌いなわけではありませんが、楽しむにはちょっと年を取ったかなあ。後半はちと飽きちゃいました。
 次は細野晴臣コシミハルは小さくて人形みたいでした。まあ、このバンドのためのこの野外ライブって感じで極上の空間でした。やってるミュージシャンが楽しそうだし、うん、こういう音楽が心から楽しめる自分の成長がちと嬉しかったりして。それにしても、ずいぶん久しぶりの日比谷野外音楽堂でしたが、交通の便もいいし、改めて良いところだなあと思いました。
 三番目がクラムボン。生で見るのは3回目くらいでしたが、演奏の実力は確かなので期待していたのだけど、ちょっと最初の方が???って感じでした。最初が「はなればなれ」という初期の曲だったのですが、テンポがちと遅かったのかなあ?ちょっと乗り切れてない印象でスタート。途中からは持ち直してさすがといった貫禄でした。まあ3人だけでこれだけ聴かせるんだからやっぱり上手いと思う。特に今まではあまり気にしなかったのだけど、ボーカルの原田郁子の声が存在感あったなあ。これもまた野音効果だったのかな・・・。
 ラス前はリトルクリーチャーズ。昔イカ天に出てたのは知ってましたが、ちゃんと聞くのは始めてでした。まあ、ちょっとお腹が痛くなったりしてたので、あんまり感想はありません。

 最後はPUPA。ワールドハピネス以来に見ましたが、相変わらず原田知世さんは素敵な感じでした。一緒に行った友人と同じレストランでメシ食いたいねーなどとアホな話しをしてましたが、透き通る(うー、陳腐な表現!)声もそうですが、なんといっても美的存在感が会場全体を圧倒していたように思います。出てきていきなり最初の曲でギターを担いだりするなどのサービスも満点だったのでした。音楽はもちろん良いです。高橋幸宏の生のドラムも存在感あって良かったです。


 ちょっと体調がいまいちだったのであまりビールも飲めず、楽しみ切れたかというとちょっと悔いも残りますが、結果的にはとても良い場所での良い気候で、まさにSpringFieldsという感じの良いイベントでした。なんかやたら感想に存在感、って出てきますが、歳のせいか最近は音楽一音一音に耳を欹てるのではなくて、全体的な空気感とか、バランス/アンバランスさ、トゲトゲしさ/丸さとか、そんな漠然とした聞き方をすることが多いように思います。

 ライブの後は有楽町で軽く飲み、さらに地元のいつもの店でワイン飲んでから帰ったのでした。