ドラムソロ

 定禅寺まであと2週間なわけですが、アレンジによっては(まだ変わる可能性があるわけですが・・・)ドラムソロの部分もあるかもしれないのでと思って、いろいろ参考音源(最近は動画か)などを漁っているわけです。そんなワケで見つけたこんな動画。
Stewart Copeland - Drummerworld Video
 いやー、まさかレイトショーにスチュワート・コープランドが出るとはねえ。確か6月くらいにもこのレイトショーでドラムソロウィークがあって、その時にはロイ・ヘインズが90歳近い爺さんとは思えない素晴らしい演奏だったのですが、今週もその第2弾をやったみたい。今回の注目といえば、やっぱりデニス・チェンバースだと思ったけど、意外とちょっとガッカリな感じ。他の二人もいいのですが、もう最近の人は速すぎて何やってるかよく分かんないし、やっぱりスチュワート・コープランドのリズム的なアプローチが独特だと思うんですよね。スゴイって感じではないのだけど、高校生の時から変わらず好きなドラマーで、スプラッシュはついパイステを買ってしまいます。スゴイといえばデニスは一体どうしちゃったのか、なんか今ひとつキレがない感じでした。始めてみたときは本当に驚愕しましたが、なんかちょっぴり飽きられた感もあって、ビリー・コブハムみたいな寂しさを感じちゃいました。

 ドラムソロっていうと、はい、ドラマーの中でも賛否両論あります。ジェフ・ポーカロは絶対にやろうとしなかったとかね(ベイクドポテトのライブくらいか?)。でも僕は(やりたいというのもあるけど)基本的には推進派。もちろんひけらかすようなテクニックは無いのですが、それなりに構成をもとに音楽的なアプローチを考えて、それを実現できるように練習するのは楽しいです。とはいってもやはりジャズなのでアドリブも残したいし、まあネタを仕込んどくくらいの感覚ですけどね。ドラムってとてもプリミティブな楽器なので、もし本当に良いソロができれば、他の楽器と同じかそれ以上に、聴いている人に感動してもらえると思うんだよなあ。日々精進です。