んで定禅寺

 そんでもって本番当日。昨晩のうちに搬送路などを確認しておいたのだけど、早めにクルマを移動して、会場の隣の駐車場へ。これで一安心だったので、昼食を食べに、そう、やっぱり牛タン!いつも出張の時には利久で食べてたので、今回は味太助へ。

 ちょうど良いタイミングだったみたいで5分ほど並んですぐに入店。まずビールと焼き1人前、その後、もういっぱいビールと焼き1人前とテールスープ、ご飯抜きで満喫しました。牛タン自体は利久よりは少し薄めだけど、柔らかくてジューシーでした。先代らしき人が付きっきりで見てたテールスープも極上だったのでした。

 今年の会場は屋外ということもあり、屋台が出てたりして、開放的かつユルーイ雰囲気が良い感じです。他のバンドもディキシーランドとかが多かったようです。自分達の本番が近くなってきたので、機材を運んで、今年は自分の楽器を持ち込んだのだけど、事前に太鼓をチューニングをする時間が無かったのでちょっと不安。まだ録音・録画を聴いていないのだけど、さてどんな音だったのか。で、いよいよ本番だったのですが、うーん、いろいろな要因はありますが、僕個人的には、全体的にやはり準備不足を露呈してしまった気がします。1曲目が少し速すぎたので2曲目のカウント出しはかなり意識したら今度は遅すぎたり、と、なんだかアタフタしている間に、いろいろ考えてたソロなども出来ず、余裕の無い演奏になってしまったのは反省です。あとで打ち上げの時に「小技が効いてる」という感想もいただきましたが、往々にしてそういうときは全体のグルーブが乱れていることがよくあります。自分自身で本番は録音できなかったので、後でじっくり聴いて反省したいと思います。

 まあ、本番は本番で、終わってしまったらあとは仙台の夜と仲間の演奏を満喫するだけです。他のバンドや関係者含めて大打ち上げで盛り上がって、その後もセッションやってる店を冷やかしつつ、もう一軒飲んで、案の定2軒目で何話したかほとんど覚えてなくて、若い人相手に説教してなければ良いけど、で、みんな帰った後に、ホテルに戻るまでにはいろいろあったのだけど、結果としては今年の仙台の夜は極めて健全に終わったのでした。

 翌日は他の仲間の演奏を見るのが中心。どのバンドもメインの通りに面した会場で、日曜ということもあって人も多かったし、来年は是非こちらでもやりたいなあ。今年は震災への追悼もあって、14:46に前回上でAの音を1分間鳴らすというのがあったのだけど、音楽のお祭りらしく良い企画でした。土曜日にもやったのだけどそのときに、Aの音を伸ばした後に、そのままCarmina Buranaにつなげたビッグバンドがあって、上手い!と思いました。

 昼過ぎに仙台を出て、夜には実家へ到着。本当は翌日休暇を取ってはいたのだけど、こないだの出張に関しての打ち合わせをやらなくてはいけなくて、出社しなきゃならないので、すぐそのまま自宅へ。そんなワケで今年の定禅寺もおしまいでした。うー、ちょうど仕事も良い感じなんですが、それはそれ、もっともっとバンドやりたいなー。