ウォーキングとドラム

 いつもだいたい40分間ほどウォーキングをしているのだけど、最近ちょっと楽になってきた気がしたので、先週から両手にそろぞれ2kgの鉄アレイを持ちながら歩くことにしている。たかが2kgなのだけど、いざ持ちながら腕を振ってみると微妙に体のバランスが変わって、腕だけでなく上半身全体、多分腰のあたりまで、思いの外効果があるような気がする。ちょっと肘に負担がかかるような気がするのでそれだけ注意して、しばらく続けてみようと思う。
 で、その腕なんだけど、今までは足の動きに合わせて自然に振っていたのだけど、今度は少し意識的に振らなくてはいけなくなって、そこで少し気付いたのだけど、ウォーキングマシンの動きに乗っかって単純にマシンのペースで歩くのと、自分で意識的に腕を振って歩いて結果としてマシンのペースと同じになるのって全然違うんだよね。そこで思ったのが、ドラムをたたくときに、クリックや周りの音に合わせて叩くのと、自分から意識してリズムを出していって他の人と徐々に摺り合わせていくのと、そういうような違いと同じような気がしたわけ。まあ、別にそのこと自体は前から経験的に分かってたつもりだけど、改めて、特に体で感じたっていうのは、なんかすごく大きい感じがする。
 今回のことだけでなく、ドラム叩くときに、体のことをすごく意識するようになった。前は軸がぶれないようにとか、スティックの角度や早さと音を無理して連動させようてしてきたけど、あまりそういうことに気を取られるよりも、全体としてフローティングしてる感覚が重要なような気がしてる。すごく抽象的で、多分伝わりにくいとは思うけど、基本的には全身できる限り脱力して、スティックの高さや振りの速さよりも、握りの固さ(力を入れるというのではなく)とか深さ(グリップの幅)っていうのがポイントって感じだろうか・・・モーラーシステムも、そういう視点で少し研究して見ると良いのかもしれない。そういえばモーラーシステムの教祖とも言えるチェイピンの教則ビデオと本買いました。

 あー、どうせまた見る暇無いのに・・・

 と言いながら、今日はこんなDVD見てまた感動してました。

 あー、もうなんか絶望的なまでに素晴らしいです。